株式会社 rise

コラム

COLUMN

私たち「株式会社 rise」はオフィスビル、病院施設などの
空気調和設備・給排水衛生設備の施工管理、施工図作成を手掛けております。

排水設備としての「浄化槽」の役割とは


地域によっては、排水設備として浄化槽が導入されていることがありますよね。
しかし、浄化槽には一体どのような役割があるのかご存じでしょうか?
そこで今回は、排水設備としての浄化槽の役割についてご紹介させていただきます。

▼浄化槽の役割
排水設備に浄化槽が設置されているのは、主に公共の下水管が普及していない地域です。
浄化槽の中には数多くの微生物が生息しており、オフィス・病院・家庭などから出た排水を浄化してくれます。
近年の浄化槽の能力は非常に高く、浄化槽を出た排水はそのまま河川に流しても良い状態にまでキレイになるんです。
下水道が敷設されていない地域の環境を守る上で、とても重要な役割を担っているんですよ。

▼地震などの災害に強い
浄化槽は5年~10年程度ごとの修繕は必要ですが、地震などの災害が起きても壊れにくいのが特徴です。
一般的には施設ごとに一カ所ずつ設置されておりますが、車1~2台程度の範囲で地中に設置するため外からは見えません。
長い配管も必要ありませんから、有事の際に損傷を受ける可能性が低いメリットがあります。

▼まとめ
浄化槽は、下水道が普及していない地域の排水設備として利用されている手法です。
浄化槽を通った排水はそのまま河川に流せるほど浄化されており、環境保全に重要な役割を果たしているんですよ。
浄化槽の設置を検討している方は、ぜひ専門業者にご相談ください。
排水設備を正しく設置して河川や海の環境を守っていきましょう。