コラム
COLUMN
私たち「株式会社 rise」はオフィスビル、病院施設などの
空気調和設備・給排水衛生設備の施工管理、施工図作成を手掛けております。
給水設備の法定点検について
給水設備は、法定点検という定期的な点検や管理が義務付けられています。
では、実際に給水設備の法定点検とはどういったものなのでしょうか。
そこで今回は、給水設備の法定点検について解説します。
▼給水設備の法定点検
■建築基準法による法定点検
建築基準法によって給水設備の法定点検は、
延べ面積1,000平方メートル以上、主に5階建ての建物であり特定行政庁が指定する建造物に対し義務付けられています。
頻度は1年に1回です。
■ビル管理法による法定点検
ビル管理法による法定点検は、延べ面積8,000平方メートル以上の学校、延べ面積3,000平方メートル以上の店舗や事務所が対象です。
水質調査は6ヶ月に1回、有利残留塩素等測定は1週間に1回、貯水槽清掃は1年に1回など点検する箇所によって頻度が異なります。
■点検項目
給水設備の法定点検の項目は下記となります。
・飲料水の水質検査
・排水管の清掃
・給排水管の劣化診断
・水槽の点検
・ポンプや制御機能の点検
これらの点検は、給水装置主任技術者・排水設備責任技術者・一級建築配管技能士などの資格を有する専門の業者がおこないます。
▼まとめ
給水設備の法定点検は、建築基準法による法定点検とビル管理法による法定点検があります。
給水設備は年月が経つと劣化が進んでしまうので、生活や施設利用に大きな影響を与えます。
安心して使用するためにも法定点検は欠かせないものなので、きちんとおこないましょう。
また「株式会社rise」では、オフィスビルや病院施設の空調や衛生設備の着工から施工管理を手がけています。
何かお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。