コラム
COLUMN
私たち「株式会社 rise」はオフィスビル、病院施設などの
空気調和設備・給排水衛生設備の施工管理、施工図作成を手掛けております。
排水設備の「排水トラップ」とは
排水設備はただ排水をまっすぐに流すだけでなく、トラップという部分が存在します。
この排水トラップには、どのような意味があるのかご存じでしょうか？
今回は、排水設備の中にある「排水トラップ」の役割や種類についてご紹介します。
▼排水設備の「排水トラップ」
■排水トラップの場所
身近な排水トラップの場所は、洗面所や台所の下にあります。
排水管を見ると、直線状ではなく湾曲している部分が「排水トラップ」です。
■排水トラップの役割
排水トラップがあることで、下水管から発生するトラブルから私たちの生活空間を守る役割があるんです。
もし排水が下水管まで真っ直ぐに繋がっていると、排水管が常に下水管とつながった状態になってしまいます。
下水管やそこに至る排水管の中で発生した悪臭や害虫などが、生活圏まで上がってきてしまうのです。
曲がった配管に水が溜まっていることで、トラブルの原因に蓋をして防ぐ機能を果たしてくれます。
■排水トラップの種類
排水トラップには、主に以下のような種類があります。
・P型トラップ
・わん型トラップ
・T3A-Kタイプ
設備の内容によってどの形状が適しているのかが異なりますので、取り付けには知識が必要です。
▼まとめ
排水設備の排水トラップとは、排水管の中に水を溜めることで下水管から発生する悪臭や害虫をシャットアウトするシステムです。
排水トラップにはさまざまな種類がありますが、設備の内容に応じて使い分ける知識が必要です。
『株式会社 rise』では排水設備の施工や図面作成を行っていますので、ご入用の際はぜひ弊社にお任せください。