株式会社 rise

コラム

COLUMN

私たち「株式会社 rise」はオフィスビル、病院施設などの
空気調和設備・給排水衛生設備の施工管理、施工図作成を手掛けております。

ろ過設備の耐用年数が過ぎたらどうなる?


ろ過設備は液体から不純物を取り除くのに用いられています。
常に稼働していることが多く、年月とともに劣化していきます。
では、ろ過設備の耐用年数が過ぎたらどうなるのでしょうか。

▼耐用年数が過ぎるともう使えない?
耐用年数とは安全に使用できる期間の目安を表したものです。
そのため、耐用年数が過ぎたからといってすぐに使えなくなるわけではありません。
しかし、耐用年数が過ぎると劣化症状が現れやすくなるので早めにメンテナンスすることが大切です。

▼耐用年数が過ぎると起こること
■ろ過の効率が下がる
耐用年数が過ぎるとろ過装置が劣化し、ろ過の効率が下がる可能性があります。
以前と比較してろ過の効率が悪くなったと感じたら、メンテナンスのタイミングかもしれません。

■ろ過の正確性が下がる
ろ過設備は混合物を液体から分離する装置ですが、劣化が進行すると全ての混合物を除去できなくなる可能性があります。
中には混ざっていてはいけない物質もあるので、ろ過の正確性が下がったまま放置するのはやめましょう。

■ろ過装置の故障のリスクが高まる
ろ過装置の種類によって耐用年数は違いますが、平均20~30年とされています。
これほど長く使用すると当然劣化していくので、故障するリスクが高まります。
運転中に故障すると業務全体に支障をきたす可能性があるので、故障する前にメンテナンスが必要です。

▼まとめ
ろ過設備の耐用年数が過ぎたからといってすぐに使えなくなるわけではありません。
しかし、耐用年数が過ぎるとろ過の効率や正確性が下がり、装置の故障のリスクが高まります。
そのため、耐用年数が近づいたらメンテナンスや交換を検討することが大切です。