株式会社 rise

コラム

COLUMN

私たち「株式会社 rise」はオフィスビル、病院施設などの
空気調和設備・給排水衛生設備の施工管理、施工図作成を手掛けております。

空調設備に使用されるダクトの種類について


ダクトとは、空気を運ぶために用いられる管のことを指します。
空調や排気などを目的に使用されており、設置する場所や目的に応じて種類を使い分けています。
そこで今回は、空調設備に使用されるダクトの種類をご紹介します。

▼ダクトの種類
ダクトにはさまざまな種類があり、空調設備に用いられるのは「丸ダクト」「角ダクト」「フレキシブルダクト」の3種類です。
それぞれ形状や流速・接続方法・使用される部分などが異なります。

■丸ダクト
丸ダクトは断面が円形をしています。
フランジ接続と差込接続によって接続し、Uバンドや吊り具で固定します。
角ダクトに比べて流速が速いのが特徴で、メイン管だけでなく枝管にも使用されています。

■角ダクト
角ダクトは断面が四角形をしています。
フランジ接続によって接続し、主に吊り具で固定します。
流速が遅いので、1次側のメイン管に使用されることがほとんどです。

■フレキシブルダクト
フレキシブルダクトは、断面が円形のものと四角形のものがあります。
円形のものは差込接続、四角形のものはフランジ接続によって接続します。
曲げ具合によって流速を速くすることができますが、強度がないので固定が困難です。

▼まとめ
空調設備に使用されるダクトは、「丸ダクト」「角ダクト」「フレキシブルダクト」の主に3種類です。
それぞれ接続方法や流速・使用される部分が異なるので、設置する場所や目的に応じて使い分ける必要があります。
弊社は空気調和設備の施工管理を手掛けておりますので、お困りの際は気軽にお問い合わせください。