株式会社 rise

コラム

COLUMN

私たち「株式会社 rise」はオフィスビル、病院施設などの
空気調和設備・給排水衛生設備の施工管理、施工図作成を手掛けております。

排煙ダクトの材質の種類


排煙ダクトとは、火事の際に建物内に発生した煙を屋外に排出する空気の通り道のことです。
そんな排煙ダクトは、どのような材質で作られているのでしょうか。
そこで今回は、排煙ダクトの材質の種類について解説します。

▼排煙ダクトの材質の種類
排煙ダクトの役割は、文字通り煙を排出することにあります。
火事が発生した際に屋内に大量の煙が充満していては、視界と呼吸の両方に影響が出て非難がスムーズに行えません。
そのため、屋内に発生した煙を効率よく排出する排煙ダクトの設置が必要なのです。
以下に、排煙ダクトを作る際に使用される材質について見ていきましょう。

■亜鉛メッキ鋼板
亜鉛メッキ鋼板は鉄板の表面を「亜鉛メッキ」によって加工した鋼板です。
表面を亜鉛メッキ加工することによって、錆などの金属への腐食に強いという特徴があります。
その効果も長期間に渡って持続するため、メンテナンスの頻度が低く済むことも亜鉛メッキ鋼板の長所です。

■ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は鉄板の表面に「アルミニウム」「亜鉛」の合金メッキを施した鋼板です。
亜鉛メッキの特徴である腐食への耐久性に加えて、アルミニウムの長所である耐火性も特徴として持ちます。
そのため、高温の煙が排出される排煙ダクトに使用されるのです。

▼まとめ
煙を排出する排煙ダクトは多くの場合「亜鉛メッキ鋼板」「ガルバリウム鋼板」という材質で作られます。
ダクトを設置する際の施工会社との打ち合わせ時などに、今回紹介した特徴を参考にされてみてください。
当社は創業以来、多くのオフィス・病院などのダクト設置の施工管理を行って参りました。
排煙ダクト以外の空調設備の相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。