株式会社 rise

コラム

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私たち「株式会社 rise」はオフィスビル、病院施設などの
空気調和設備・給排水衛生設備の施工管理、施工図作成を手掛けております。

上下水道の仕組み


蛇口をひねると当たり前のように出てくる水道水ですが、上水道や下水道の仕組みについてご存知でしょうか。
「水はどのようにして蛇口から出るようになっているのか?排水はどこへ流れて行くのか?」と興味がある方もいらっしゃるでしょう。
今回は、上下水道の仕組みについて見てみましょう。

▼上下水道の仕組み
上水道と下水道は、名前は似ているものの決して混ざり合うことありません。
しかし、水の流れを全体的に見ると、水は常に上水道と下水道を循環しています。
その仕組みを、上水道と下水道に分けてご説明します。

■上水道
上水道とは、生活に使用できる水の通り道のことを言います。
水の流れは次のようになります。

①雨水や雪解け水が、ダムや湖などの貯水池にたまる
②貯水池から浄水場に送られ、ろ過され、消毒される
③ポンプで各自治体の配水池に送られる
④配水池から各家庭の蛇口へ送られる

■下水道
下水道とは、使い終わった水の通り道のことです。
食器を洗った水などの生活排水・トイレを流した汚水・雨水などが下水道を流れます。

下水は、終末処理場に流され、定められている基準まで水質を処理したのち、海や川に排水されます。
その後、海や川から蒸発することで雨雲になり、雨になってまた貯水池にたまるのです。
このようにして、水は常に上水道と下水道を循環しています。

▼まとめ
上水道とは、生活に使用できるようろ過・消毒された水の通り道です。
下水道には、使用後の上水や雨水が流れています。

ダムや貯水池にたまった雨水が、上水道を通ってろ過・消毒され、蛇口に送られます。
使用して汚れた上水は、下水道を流れて水質処理をした後、海や川に流されます。
このように、上水道と下水道の働きによって、安全に使用できる水が供給されているのです。